揖保乃糸(いぼのいと)は兵庫県の播州地域(たつの市やその周辺)で約380軒の組合員により製造される伝統的な手延そうめんのブランドです。

そうめんづくりの歴史は非常に古く、およそ600年以上前の室町時代から播州地域ではそうめん作りが行われていました。その背景には、この播州地域に流れる揖保川の「清らかな水」「安定した気候」、そして「良質な小麦・塩」が手に入るという、そうめん作りに最適な恵まれた自然条件にありました。

江戸時代になると播州の手延そうめんが播磨国の特産品として広まり、幕府や諸藩への献上品としても重宝され、そうめんの産地として評価が確立。この時代に、現在につながる「職人技(手延べ技法)」が洗練されました。

明治時代の製造風景
明治時代の製造風景

昭和8年(1933年)「兵庫県手延素麺協同組合」が設立され、「揖保乃糸」ブランドが正式に登録商標されました。徹底した品質管理体制のもと全国展開が進み、今日では全国的な知名度と信頼性を確立しました。

現在では、伝統製法を活かし製品になるまで熟成と延ばしを繰り返し、11工程詳しくは兵庫県手延素麵協同組合HPをご覧ください)を経て丹精込めて造りあげ、検査指導員による厳格な検査に合格したものだけが「揖保乃糸」と認められます。

伝統的な手延べ製法を守りながらも、現代の品質管理技術を取り入れ、全世界のお客様へ安心・安全の商品をお届けします。

小麦粉、食塩水を練り合わせ生地を作ります
小より工程
室箱(おも)で熟成
小分け工程
門干(かどぼ)し工程(つけまえ作業)
門干(かどぼ)し工程(手さばき作業)
切断工程
検査指導員による厳重な検査に合格したものだけが「揖保乃糸」となります。
組合直営の包装加工ライン
様々な商品へと加工されます。
ギフトセット